滋賀県立石山高等学校(普通科) | 苦労はいつか報われる【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

滋賀県立
石山高等学校(普通科)
合格-2016年度

Y・Hさん

苦労はいつか報われる

私の将来の夢・志は、人の助けになるものをたくさん作る研究者になって、人から頼りにされる人間になることです。どうしてこのような夢・志を持ったかというと、物づくりや新しいもの、何かを発見することが好きだからです。さらに、学校の授業の中で、世界にはまだまだ苦しんでいる人々がたくさんいるということを知りました。どうしたら、この人たちを救うことができるだろうかと、自分なりに考えました。そのとき私は、理科と数学が得意だったので、これを生かすことができないだろうかと思いました。そして、思いついたのが研究者でした。

私は、小学五年生の三月に成基学園に入塾しました。親にすすめられ入塾したので、あまり勉強に興味はありませんでした。今、そのときをふりかえると、もう少し勉強しておけばよかったと思います。

勉強に対しての意識が変わったのが、中学二年生の三学期でした。一月、中二で最後の〈Vもし〉がありました。その結果は最悪。数学の点数だけがとてもよくて、他は志望校に届く点数ではありませんでした。国語にいたっては偏差値が四十九でした。

そんなとき、高校受験の説明会が塾でありました。私は先生の話を聞いて、このままではいけないと思いました。このとき、勉強に対する意識が変わりはじめました。まず、何から努力をはじめようかと考えたとき、一番に思いついたのが、提出物をしっかりすることでした。ただ提出するだけでなく、授業やテストと同じくらい集中して提出物を仕上げようと決めました。次に思いついたのは、テストの結果にこだわるのではなく、テスト勉強の内容を自分自身で考え、計画を立てて、納得が行くまで実行することです。これまではなんとなくテスト勉強して、終わったらテストの直しをしていませんでした。テスト勉強を二週間前からするようにし、自分で勉強の計画表も作るようになりました。テストが終わったあとは、テストとテスト勉強をした二週間について、何が改善するべき点で何がよかった点かを考え、次のテストに生かしました。テストごとに何回も繰り返して、この流れを実行することで、自分に合った勉強方法を見つけることができました。中三最後の模試では、このテストは本当に自分のものかと思うぐらいの好成績をとることができました。

しかし、中三最後の模試まで成績が伸び続けていたわけではありません。どれだけ勉強しても伸びない時期もありました。そのときは、精神的につらい日々が続きました。何を考えてもすべてネガティブに考えてしまったり、何もしないで過ごすことが多くなったり、泣いたりした日もたくさんありました。勉強していても、「今やっていることは全部無駄なのではないか」とか、「なんのためにこんな勉強しているんだ」とか、「今やっていることは本当に自分のためになっているのか」などを考えていました。そんな絶望していた私を支えてくれたのが、両親と塾のF先生でした。両親には、やつあたりしてしまったり、イライラさせてしまったりと、たくさん迷惑をかけました。しかし、自分がどんなことをしても、どんなことを言っても、ずっとそばで見守り、私を信じ、期待し、ほめてくれました。F先生は私が泣いていたとき、ずっとそばにいてくれました。そのとき、ずっと背中をさすってくれたこと、一緒になって泣いてくれたこと、本当に感謝しています。他にも私を支えてくれた人たちがたくさんいます。今の私があるのは、周りの支えがあったからです。感謝してもしきれないぐらい、たくさん助けてもらいました。

受験を通して私は、人から感謝され、頼りにされる喜びを知りました。私の得意な数学を友だちから教えてほしいと頼まれ教えると、「ありがとう。」と感謝されることがうれしくてたまりませんでした。高校生になっても同じ夢・志を掲げ、叶えるために日々努力をしていきます。中学生では成し得ることができなかったことにどんどんチャレンジし、より広い世界の人々から感謝され、頼りにされることをしていきたいと思っています。そのためにも、より高いレベルの数学と理科の勉強をがんばって、身につけて、研究者になりたいです。

最後に、これから受験を迎えるみなさんに一言。これからは今まで経験したことがない高い壁に出会うと思います。乗り越えるまではとてもつらいし、苦しいと思います。そんなとき、周りの支えが何よりの助けになります。それが当たり前と思ってはいけません。感謝の気持ちを持ち続けてください。そしていつか、その高い壁を乗り越えられる日が来ると信じ続けてください。

自分のライバルは、同じ教室にいる友だちでも同じ志望校を目指している人でもありません。自分のライバルは自分自身です。自分自身に勝つことが、受験合格への道につながっていると私は思います。受験勉強をがんばってください。

その他の滋賀県立石山高等学校(普通科)の合格体験記

2023年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
橋柿 遥さん

全力で!

堅田

2022年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
梅林 真愛さん

受験生に伝えたいこと

大津石山
林﨑 理音さん

未来の自分へ

堅田

2021年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
伊吹 穣さん

〝受験〟を最高なものにするために

大津京

2019年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
大山 翔平さん

〝人間塾〟成基学園が教えてくれたこと

瀬田

2018年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
野口 湧介さん

二度目の正直

栗東

2017年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
川﨑 莉彩さん

自分を信じて

南草津
若山 雄大さん

僕の高校合格への道

大津京

2016年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
Y・Nさん

合格への道のり

大津京
F・Hさん

自分の思い描く未来へ

瀬田

2015年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
K・Hさん

私が歩んだ道

南草津
N・Hさん

受験への意識

大津京

2014年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
R・Aさん

七転八起

草津
A・Sさん

受験を終えて

堅田

2013年度 - 合格体験記

名前 タイトル 所属の教室
O・Mさん

合格への道のり

大津
H・Kさん

スポーツも勉強も諦めたくなかった

南草津

PAGE
TOP