滋賀県立石山高等学校(普通科) | 受験への意識【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

滋賀県立
石山高等学校(普通科)
合格-2015年度

N・Hさん

受験への意識

私は、中学一年生の頃から成基学園に通っていた。当時、中学三年生の人に、
「少しずつでいいから、勉強をした方が良い。」 とよく言われたが、正直あまり「受験」ということを意識することはできなかった。

中学三年生で行った〈夏期合宿(合宿)〉で、ようやく「受験」を本格的に意識した。自分と同じ志望校を目指している人がたくさんいることや、〈合宿〉の確認テストで、自分の睡眠時間を削って勉強している人がいることを知り、焦った。〈合宿〉に行くことで、自分の受験への意識の甘さに気づいた。
〈合宿〉が終わると私は、朝早くから夜遅くまで塾で勉強をするようになった。〈夏期講習会〉などもあり忙しかったが、とても充実していた。

九月、〈日曜進学教室(日進)〉が始まった。〈日進〉は本当に難しく、復習をすることも大変だった。毎週日曜日が本当に苦痛だった。ちょうどその頃から、周りの友だちをライバルだと思うようになった。〈日進〉でとった点数を周りの人と比べるようになった。友だちが良い点数をとっているときに自分が悪い点数をとることもあり、プレッシャーを感じるようになった。

テストを受けるたびに同じ高校を受ける友だちを思い出し、「その人よりも良い点数をとりたい」と意識すればするほど、テストを受けることに対して緊張し、思い通りの点数をとれなくなってしまった。どれだけ勉強をしてもテストの点数が伸びず、逆に下がっていくばかりで本当に大変だった。ライバル視している友だちにはもちろん相談ができず、ずっと一人で悩んでいた。そんなときに相談にのってくれたのはM先生だった。
「Nちゃんはがんばってる。大丈夫、絶対に受かる。」
この言葉に何度も助けられた。M先生に相談をし、たくさんのアドバイスをもらうことで、
「周りを気にすることも大切だけど、自分の中でのベストが出せるようがんばろう」
と思うことができるようになり、少しずつだが、テストの点数も上がるようになった。

それからたくさんの講座を受け、土、日は朝から一日丸々塾にいる生活をおくった。家族といる時間と同じか、それ以上に塾の先生方と一緒にいた。
毎年、盛り上がるクリスマスやお正月も、私には関係のないイベントとなっていた。

二月二日、比叡山高等学校の入試がスタートした。生まれて初めての入試。無事合格したが緊張のしすぎで、自分がおかしくなるのではと思った。
二月五日、特色選抜入試を受けた。結果はだめだった。
「落ちこまない、一般入試で受かる」
と思っても、やはり落ちこんでしまい、一般入試で受かることができないのではと不安になり、いらいらした。
二月十三日に発表があり、二月十四日から一般入試に向けて必死に勉強した。土、日はもちろん朝早くから塾へ行き、勉強した。赤本を何度も解いたが不安は解消できず、どんどんよく眠れなくなり、睡眠不足が続いた。
ついに来た三月十日。朝から本当に緊張した。家を出る前に、何度も忘れ物がないか鞄の中を見直した。電車に乗り、石山高校に着くと、空気がとても張りつめていた。
三月十七日。午前七時十分から合格発表だった。私は六時半に家を出て電車に乗った。手が震え、心臓の鼓動がとてもはやかった。滋賀県立 石山高等学校に着き、自分の番号を必死に探した。自分の番号を見つけた瞬間、とてもうれしかった。本当にうれしくて、思わず涙が出そうになった。

私は将来、パティシエになりたいと思っている。人を笑顔にすることができるような人になりたい。塾の先生のような、人を支えてあげられるような人になりたいと思っている。
私はこの夢を叶えるために、まず、自分の英語の力をもっと伸ばしていきたいと考えている。そして、いつか留学をしてさまざまな国の文化を学び、日本の文化と融合したスイーツを作りたい。
今、石山高校に受かった自分がいるのは、毎日おいしいお弁当を作ってくれて、さまざまな講座を受けさせてくれた両親、土、日も朝早くから塾を開けて、いつも優しく教えてくれた塾の先生など、自分を支えてくれた人のおかげだと思っている。本当にたくさんの人に支えられ、助けられた。

私は、受験は一人でするものだと思っていたが、全くそんなことはなかった。
また、努力は本当に報われるということを、この受験で学ぶことができた。

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