滋賀県立石山高等学校(普通科) | スポーツも勉強も諦めたくなかった【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

滋賀県立
石山高等学校(普通科)
合格-2013年度

H・Kさん

スポーツも勉強も諦めたくなかった

私の将来の夢は、「人の役に立ち、人の幸せを守る仕事に就くこと」だ。
私の母は、看護師をしている。看護師は人の命と向き合う、とても大変な仕事である。だが母は、患者さんの笑顔を見ると、 この仕事を選んで良かったと言っている。そんな母の働く姿を見て、私も人の役に立てる仕事がしたいと思うようになった。

私が成基に入ったのは、中学三年生になる春休みだった。ちょうど南草津教室が開校し、家から近かったこともあるが、もう一つ理由がある。
私はスポーツが好きで、小学二年生のときからアイスホッケークラブに入っている。アイスホッケー以外にも、スイミングクラブやテニスクラブにも通っていた。中学に入ってからは、アイスホッケーを続けながらソフトテニス部にも入部した。毎日練習に追われ、なかなか自分で勉強する時間が持てなかった。

中学二年生の冬、志望校について母に相談したとき、受験生になったらアイスホッケー部を休部した方が良いのではないかと言われたが、私は大好きなアイスホッケーをやめたくはなかった。どちらも両立するにはどうしたら良いか迷っていたとき、成基に出会った。
入塾面談で、勉強もスポーツも両立したいと相談し、「応援するからがんばろう。」と言ってもらえたとき、とてもうれしかった。
それからは平日、週に三回、成基に通いながら部活とアイスホッケーを続けることができた。両立するのは大変だったけれど、同じクラスのみんなとも仲良くなり、楽しく塾に通えたことは本当に良かったと思っている。

私がこの一年で一番印象に残っているのは「夏期合宿」だ。初日は、周りの人がみんな自分より賢く見え、時間がとても長く感じられた。しかし、私も負けてはいられないと必死だった。二日目からは、朝から晩まで勉強のみのスケジュールだった。今までに経験したことのないほどの勉強量に正直驚いた。でも一日が終わるごとに、「一日がんばった。」と思える自分がいて、嬉しかった。最終日は自分もやればできるんだ、という大きな自信につながった。
その後の「日曜特訓講座」では、毎回テストを受け、基礎力が身についた。

冬休みになると受験が近づいてきた実感が湧き、より一層勉強に励んだ。特に、苦手科目をなくすことに力を入れた。私は英語が苦手で、長文になると時間がかかってしまう。だから特に、多くの長文問題に取り組んだ。
大晦日もテレビの誘惑に負けそうになったが、「正月特訓」に向けて予習をした。ここで諦めては、今までがんばってきたことが無駄になる。そんな思いで「正月特訓」も乗り越えた。
滋賀県立 石山高等学校の特色選抜試験が迫るなか、過去問を頼りに勉強を始めた。一般の試験に比べ、総合的知識を必要とするため苦戦した。
結果は不合格。とても悔しかった。自分の力が、まだまだ足りないことを痛感した。
このままではいけない。そう思い、一般入試までの一ヵ月、必死で勉強した。
一回目の倍率で一・六倍という数字を見たとき、不安が一気に襲ってきた。
「何人合格できて、何人が不合格なんだろう。」
そんなことばかり頭の中で考えていた。
そんなとき先生が、
「倍率なんかに惑わされんでいい。受かるか受からんかの二択や。一般で合格する力は十分に付いているから心配ない。」
と言ってくださった。

一般入試当日、試験会場の前で激励にかけつけてくださった先生に会った。
「今まで通りの力を出してこい。」
こう言われたとき、不安が少し和らいで、落ち着いて試験会場に向かうことができた。
「もう後には引けない。だから思いっきり力を出そう。」
そう心に思いながら試験を受けた。

合格発表当日、「だめかもしれない」そう思い、私はなかなか受験番号を見ることができなかった。隣で母が、
「あった。」
と言ったとき、初めは信じられなかったが、段々喜びが込み上げてきた。本当に嬉しかった。

この一年、スポーツも勉強もがんばってきたが、それは決して容易なことではなかった。逃げ出したかったこともあったし、楽をしたいと思う自分もいた。しかし諦めなかったからこそ結果がついてきた。
これからの人生の中で、人の役に立つ仕事ができる人になれるように、高校に行ってもがんばりたい。
この一年、先生方に教わったこと、そして、成基に通わせてくれた親への感謝は、一生忘れない。

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