京都府立洛北高等学校附属中学校 | 夢に向かって努力し続けた二年間【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

京都府立洛北高等学校附属中学校
合格-2016年度

S・Nさん

夢に向かって努力し続けた二年間

私の将来の夢は、障がいのある子どもたちを支えられる先生になることです。

この将来の夢を決める前は、自分のなかで、障がいのある人を差別したり、偏見を持ったりするような気持ちが少しありました。しかし、私の学校の「障がい支援学級」の子どもたちが、先生に支えられて一生懸命活動しているようすを見るたびに、その気持ちが消えていきました。そして、「私も障がいのある子どもたちを支えられる先生になりたい」と思うようになりました。その夢を実現できるような中学校に入学するために、いろいろなことをがまんして、一生懸命勉強してきました。その結果が第一志望校の合格という形で表れて、夢への第一歩をふみだすことができ、とてもうれしいです。そして、私と同じ志を持つみなさんの参考になればと思い、この受験録を書かせていただきます。

私は入塾する前から、京都府立 洛北高等学校附属中学校に入学したいと思っていたので、その合格実績が良い成基学園に、小学五年生の春に入塾しました。入塾したときは、小学校とは違って自分よりも成績がよい人が多く、少し焦りました。洛北・西京・園部コースに通っていて、宿題はそんなに多くなかったので、勉強はあまり大変ではありませんでした。しかし、五年生の〈夏期講習会〉から受験コースに変わると、宿題がとても増えて大変になりました。洛北・西京・園部コースの統一模試では、上位の成績だったのに、九月にあったオープンテストでは、とても悪い成績で、「私はもっと努力しないといけないな」と思い、算数や理科、社会のテキストの問題をくり返し解きました。すると、十月のオープンテストは成績が上がり、ほっとしました。

六年生になると、宿題がさらに多くなり、勉強がもっと大変になりましたが、毎週の計画をしっかり立てて、何とかこなしていました。夏休みに入ると、算数の問題集『ラプラス』を全てやるという宿題が出されました。しかし、わからない問題を質問することができず、最終日にあわてて質問することになってしまいました。だから、どの問題をいつ質問するか決めておくことが大切だと思います。

〈日曜進学教室(日進)〉が始まると、苦手な算数が足を引っ張っていることに気付きました。その原因は、計算ミスが多いことと、基本をきっちりと頭に入れられていないことでした。だから、毎日している計算問題集の間違ったところを、違う日にもう一回やり直しました。また、『ラプラス』や『フェルマー』をくり返ししました。初めは、なかなか先生に質問をすることができなかったけれど、何回か質問するとわかりやすく真剣に教えてくださったので、質問に行くようになりました。そして、過去の〈日進〉の復習もしっかりしました。計算問題は、当日の朝まで毎日取り組みました。そのおかげで、本番の計算ミスを減らせたのだと思います。

洛北高附中の対策は、国語では週に一、二回、京都新聞の「凡語」を写し、言葉の意味を調べたり、感想を書いたりしました。洛北高附中で毎年出ている作文の対策になるので、取り組んでいました。算数では、『ピタゴラス』という問題集をくり返し解きました。中高一貫校対策のテキストで、思考力の必要な問題がたくさん載っていました。

私が一番悔しかったのは、第一回〈洛北高校附属中学模試〉で、合格可能性がC判定だったことです。それまでの〈洛北・西京・園部高校附属中学模試〉では、B判定だったので、とても落ちこみました。得意な国語は、作文の点数がとても低く、苦手な算数もミスばかりでした。しかし、このままではだめだと思い、C判定が出る前よりも勉強への意欲が湧いてきました。今思うと、C判定だったことが、緩んでいた心をひきしめるきっかけになったので、よかったと思います。そして、第二回〈洛北高校附属中学模試〉ではB判定になりました。A判定ではなかったので少し悔しかったけれど、国語で一位になり嬉しかったです。

洛北高附中の入試当日。今まで、自分にできることは全てしてきたので、しっかりと力を出し切ろうという気持ちで臨みました。手ごたえはあったけれど、合格発表の日が来るまでは不安を抱えて過ごしていました。

そして、とうとう合格発表の日になりました。覆いが外され、歓声が上がりました。掲示されているのを見ると、自分の受検番号がありました。最初見たときは、自分が合格したということが信じられなくて、何回も確認しました。そして、母のところへ走っていき、一緒に喜びました。そのときの感動は、今でも忘れられません。

これから受験をするみなさん、もし、受験勉強に行き詰まったら、応援をしてくれている人たちのことを思い出してください。そして、最後まで諦めずに、粘り強くがんばってください!

最後に、送り迎えをしてくれた父、お弁当を作ったり私の体調管理をしたりしてくれた母、ときには優しく、ときには厳しく指導してくださった先生方、そして、私を応援してくれた人たち、本当にありがとうございました。

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