立命館中学校 | 偏差値三五・八から五一・六までの僕と家族の奮闘記【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

立命館中学校
(CLコース)
合格-2020年度

山田 蒼大さん

わたしの志は、

塾の先生になり、子どもたちを合格に導くことです。

塾の先生になりたいと思ったきっかけは、先生が僕たちにわかりやすく、かつ、楽しく教えてくださり、興味を持たせてくださったからです。他にも難しい分野でも苦手意識が生まれないように、特にゆっくり確認をしながら教えてくださいました。そして、その志を持ったとき、憧れの先生方に近づけるように、より一層勉強しようと思い、がんばってきました。しかし、僕は説明が下手で滑舌も悪いので、はきはきと喋りわかりやすい説明ができる人になりたいです。

偏差値三五・八から五一・六までの僕と家族の奮闘記

小学三年生の二月に入塾試験を受けましたが、「絶対に入塾しない」と決めていました。でもそのとき国語の先生はおもしろくて、算数の先生は説明が上手だなと感じました。

四年生になり、説得され通い出したときは遊ぶ時間が減り、勉強も難しくて嫌でしたが塾で教わることは楽しく、そして少しずつ自分に自信が持てるようになりました。

六年生になってもゲームを止められずにいましたが、ゲーム機が故障し修理に出してもらえず、「受験が終わるまでゲームを我慢するぞ」と決心しました。

僕の志望校は立命館宇治中学校でした。父の母校であり、同じ学校に行きたいと思っていたからです。〈日曜進学教室(日進)〉で偏差値五〇を二回取り、自己推薦を狙いたいと思っていました(後にそれは簡単なことではないと気づくのですが)。しかし、成基主催の立命館中学校の見学会に行き、施設が充実し綺麗な学校に衝撃を受け、立命館中が第一志望校になりました。

〈日進〉の《エントランスコース》では、僕なりに一生懸命勉強して自信もありましたが、残念な結果でした。今までよりは勉強したけれど、実際にはみんなより勉強した量が少ないのでよくない点を取ったのだと思いました。その頃、週四回の通常授業に加え、〈日曜錬成講座〉に〈日進〉に、宿題の提出に追われ、小学校と塾に行くだけで精一杯でした。《エントランスコース》五回目が偏差値三五.八という結果で終わり、迎えた夏休み。悔しくて悔しくて、この夏休みに僕の小学生人生と意地とプライドをかけて、「立命館中に合格するぞ!」と勉強に励みました。特に〈夏期学習合宿〉では、十一時間勉強して辛かったけれど、出会った友だちと同じ目標を持って勉強することは励みになりました。この頃には、自然にゲームをしたいという気持ちがなくなりました。

夏休み明け、〈日進〉の《ベーシックコース》の六、七、八回では、鰻上りに偏差値が上がり目標の偏差値五〇を取りました。そのときの喜びと感動は受験を通して初めて知りました。同時に、変に自信がついて調子に乗り、気も抜け、偏差値四〇まで下がりました。

〈志望校別特訓〉では、立命館中へ行き本番さながらの雰囲気で試験を受けました。緊張し手が震えました。得意の算数で点数が取れず、偏差値三八という結果で家に帰っていっぱい泣きました。こんなにがんばっているのに、勉強しても意味がない。頭のいい人たちには勝てないと諦めの気持ちが出てきました。僕はこのときに社会の受講を止めて、三科目に絞って集中して偏差値を上げようとしましたが、三科目になったことで安心してしまい、さらに気が抜けて成績が落ちました。〈志望校別特訓〉の試験で、緊張して頭が真っ白になった、と親に相談すると、試験の練習のためにいろんな学校のプレテストを受けに行こうと提案され、毎週プレテストを受けに行きました。緊張は徐々に減り、A判定や奨学生の可能性ありの結果を貰えて、一度砕け散った自信を取り戻すことができました。そこで、頭のいい人たちには勝てないと諦めていましたが、頭のいい人たちは誰よりも努力しているのだ。自分は努力が足りないのだと思い直しました。

僕には、ライバルであり親友のTくんや、励まし合える塾の仲間がいました。〈日進〉の結果では毎回一喜一憂しましたが、次は絶対負けないぞ! と競争心がわいてきて乗り越えることができました。見て見ぬふりをしてきた国語を、どうにかしないといけないと焦り出しました。立命館中では長文読解が特徴ですが、文章を読むスピードが遅く、時間内に問題を解けませんでした。悩みをK先生に相談すると、まず毎回きちんと宿題を提出して直しをすること。わからないことはどんどん質問に来ること。赤本の記述は必ず添削に持ってくること。あたりまえのことを言われ、そんなことで読めるようになるのかと思いました。苦手科目と向き合うことは辛くて心が折れそうになることもありましたが、K先生を信じて、諦めず毎日こつこつ努力しました。K先生は、僕の記述を見るなり、心に響く一言でするどく指摘してくださり、ひらめきがたくさんあり、僕は気付いたら読むことが楽しくて、集中して速く読めるようになりました。正解率も上がり、そして国語が大好きになりました。

最後の外部模試で、やっと偏差値五五を取ることができ、立命館宇治中の自己推薦を悩みましたが、第一志望校の立命館中へ向かってがんばると決めました。その頃から〈日進〉偏差値五〇を安定して取れるようになりました。

成績が伸びずに悩むことがあり、気持ちがどん底まで落ちることもたくさんあったけれど、最後まで諦めない気持ちを持ち続けた結果、第一志望校に合格することができました。

僕を奮い立たせてくださった成基の先生方と友だちとの出会い、切磋琢磨した時間に感謝します。心からありがとうございました。

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