滋賀県立守山中学校 | 周囲に支えられた受験【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

滋賀県立守山中学校
合格-2023年度

横田 菜那子さん

わたしの志は、

誰よりも絵を描くことを楽しむイラストレーターになって、悩んでいる人を助けることです。

私は小学4年生の頃に、絵を描くことが好きな友達に出会い、絵を描くことが好きになった。私がこの志を立てたのは見た人が楽しめて悩みを一瞬でも忘れられるような絵を描き、悩む人を助けたいからだ。そのようなイラストレーターになるために、これからはもっと絵を描き、自分が絵を描くことを心から楽しむ気持ちを絵にのせられるような描き方を探していきたい。

周囲に支えられた受験

私が滋賀県立守山中学校を志望したのは、知り合いのお姉さんがその学校に通っていたという安直な理由だった。初めのうちは漠然とした憧れだったのだが、中学生が高校生に勉強を教えてもらえる「絆プロジェクト」があることや大規模な学園祭があることを聞き、「県立守山中」で学びたい気持ちが強くなった。

そして、小学5年生になる春に成基学園に入塾した。初めての授業では、学校との内容・進む速さの違いにおどろいた。また、教室にいる自分以外の全員がかしこそうに見え、怖いとさえ感じていた。授業のスピードや塾の雰囲気に慣れた頃、統一模試の順位が上がったことや宿題に対する先生のコメントがはげみになり、勉強へのモチベーションが上がった。わからない問題は先生に質問しに行き、苦手で解けない問題を減らそうと努力した。

算数のO先生は、できない問題を自力で解けるようになるまでくり返し解くことが大切だと教えてくださった。言われた通りに練習すると、解ける問題が少しずつ増えていった。算数の授業の問題演習の時間、O先生が
「これを解いたらすごいよ。」
とおっしゃった。私はその問題を正解していて、達成感があり優越感さえあった。しかし受験が近づくにつれ、テストや模試の点数が自身の求める点数より低いことが増え、自信もやる気も失いつつあった。塾の同じクラスの人が勉強に熱心に取り組んでいる姿を見て、劣等感を抱くこともあった。何より、最後の〈滋賀県立中対策模試〉で偏差値が45だったことが悔しかった。それからは、適性検査の理科的な記述問題や基礎知識の復習、作文の要約を中心に勉強するようにした。

入試前日、私は成基の自習室へ行った。Y先生に声をかけられ、入試への気持ちを聞かれた。緊張していることを伝えると、緊張をやわらげる方法を教えてくれた。話をするうちに気持ちが楽になった。帰り際には、Y先生、O先生、T先生が、
「明日、頑張って!」
と言ってくれて、とても力をもらえた。「絶対に合格したい」という気持ちがさらに強くなった。
受験前日の夜、緊張で布団に入ってから寝るまでに1時間以上かかり、よく眠ることができず、もんもんとしていた。

そして迎えた、受験当日。私は、とにかく緊張していた。午前8時に家を出て、友人と話しながら受験会場へ向かった。しかし、私は逃げ出してしまいたかった。まだテストを受けてもいないのに落ちたときの自分を想像してしまった。しかし気がつくと県立守山中の門の前まで来てしまった。そこにはY先生とO先生が立っており、手をふっていた。Y先生からは、
「昨日、教えた方法で緊張をやわらげてね。」と、O先生からは、
「力を出しきってね!」
と言われた。逃げ出したいという思いは、一瞬にして消えた。2人とグータッチをして、県立守山中の建物内に入った。昇降口では、母が、
「頑張ってね。」
と声をかけてくれた。短い言葉だったけれど、心強く感じた。

試験が終わり、合格発表の日、自分の受験番号が見つかったときはほっとした。だが実感がなく、今まで背負っていたプレッシャーから解き放たれたような気がした。 受験を通して最も嬉しかったことは、勉強が好きになったことだ。特に算数は苦手だったが、解ける問題が増えるごとに少しずつ好きになっていった。劣等感を抱くような辛いときもあったが、受験をしてよかったと心底思う。

算数のO先生、算数も理科も丁寧に教えてくださりありがとうございました。特に、私の苦手な「速さ」「電流」などの単元もわかりやすく教えてくださったことが心に残っています。国語のT先生、5年生のときは作文を担当してくださり、細かい文法などにも気をつけて、てんさくしていただきました。6年生の作文のY先生、作文のてんさくをしてくださり、さらに学校生活、学習面などの悩みの相談に乗ってもらいました。先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。

最後に、お母さん。お母さんには、受験面でも学校生活面でも支えてもらいました。心を保つことができたのはお母さんのおかげです。

「受験前には朝から晩までぐちぐち言っていたけれど、支え続けてくれてありがとう。これからもよろしくね。」

保護者からのコメント

保護者名 横田 円香

入塾以来2年間コツコツと努力を続けてきたことが実を結び、嬉しいのはもちろんですが、ホッとしたというのが正直なところです。これまで、本当によく頑張ってきました。
県立守山中学校に行きたいという思いから、勉強に対する意欲は高かったのですが、少し内向的で精神的に弱い部分があったので、そこを親としてどう支えていくか悩みながらの日々でした。頑張って勉強して合格できたことで、少し自信を持てたのではないでしょうか。
成基学園の先生方には勉強や進路だけでなく、学校生活での悩みなども聞いていただき、精神的にもずいぶん支えていただきました。
塾に迎えに行くと、その日の勉強のことや先生と話したことなどを色々話してくれて、先生方を信頼し、塾を楽しんでいることが伝わってきました。成基学園に通って本当によかったです。先生方、本当にありがとうございました。これから県立守山中での生活をおもいきり楽しんでほしいです。

担任からのコメント

「作文を書くことは一つの作品を作り上げることだよ。」と日々授業で教えてきたけれど、それを一番体現してくれたのは菜那子さんでしたね。
今思い返してみると、いろいろな話をしたね。学校や担任の先生の話、家族の話から好きなアーティストの話まで。その1つ1つの話からも、君が人一倍繊細で感受性が強いということはよくわかったよ。君は学力も文章を書く才能も十分兼ね備えていたから、あとは本番で自分の力が発揮できるようにということだけを考えていたような気がします。
何度も何度も言ったことだけれど、君には誰にも負けない文才がある。それで食っていけるかどうかなんて、後になって判断すればいい。絵を描くにしても、文章をかくにしても、自分が好きで得意なことを是非伸ばしていって下さい。
合格おめでとう。どこかで君の名前を見ることを楽しみにしています。

吉野 和人

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