滋賀県立膳所高等学校(普通科) | 信じる【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

滋賀県立膳所高等学校(普通科)
合格-2021年度

わたしの志は、

ロボットクリエイターになって、不可能を可能にできるようなロボットを創ることです。

「我が辞書に不可能という文字はない」これは、フランスの皇帝、ナポレオン一世が言ったとされる言葉です。この言葉を知り、自分が好きなことで不可能を可能にしたいと思うようになりました。現在、社会のいたるところで人手不足の問題が見られます。だから、私は、現在では不可能とされる仕事量を機械の力で可能にしていきたいと思っています。

信じる

私は、母の勧めで中学受験を決め、小学六年生から成基学園に通い始めました。私はそれまで長時間勉強したことがなく、通常授業の宿題だけで精一杯でした。それでも勉強に慣れていき、二学期の後半あたりには、自分でも努力したと思えるほど勉強することができました。しかし、それでは間に合わず、結果は不合格でした。たった一、二ヵ月の努力でしたが、本当に悔しく、「もう負けたくない、高校受験で絶対にリベンジする」と心に決め、一度卒塾しました。

その後、地元の中学校で部活動に全力で取り組みながら、培った学習習慣や学力を活かし、定期テストで高得点を取り続けました。しかし、中学校から始まった英語だけは思うようにいきませんでした。そこで、中学二年生の六月あたりから、再び成基学園に通い始めました。先生に言われたことに素直に取り組み、成績を上げていこうとしました。しかし、すぐに壁にぶつかりました。それは、学校との両立です。私は当時、バスケットボール部のキャプテンとして、チーム内で誰よりもがんばろうという思いで部活に取り組んでいました。それだけでなく、学校代表として駅伝に参加し、毎朝の練習に取り組み、さらに生徒会に所属して行事の企画・運営なども行なっていました。それらの全てに全力を尽くすと決めていた私は、勉強との両立に苦しみました。大会などが終わり、少し落ち着いたときなどに勉強に取り組み、何とか乗り切って二年生を終えました。その疲れもあり、休校期間が始まった直後は与えられた課題をやるだけで遊んでばかりでした。

そんななか、新しい先生からの電話が私に火をつけました。中学受験よりも高いレベルに立ちたいという思いが強い私に、「自分の中で最もレベルの高い高校まで受からせる」と言ってくださったからです。そこから私は、目標を高く持ち、自習に励みました。

そして、三年生の授業がスタートしました。最初の授業で、私は大きな衝撃を受けました。なぜなら、私がそれまで取り組んできた勉強法と、先生に言われた勉強法があまりに違っていたからです。それでも、素直に先生を信じることが合格につながると思い、先生に言われたことを全てやると決めました。その中でも、私が中心的に取り組んだことは、「考える」ということです。長時間、「あれでもない、これでもない」と考え続けることが大切だと先生に言われ、一つの問題に対して考える時間を大きく増やしました。そうすることで、解けたときの達成感が生まれ、勉強に楽しさを見出すことができるようになっていきました。そうして私の成績は上がっていき、模試では上位に入り込み、自分に自信が持ててきました。

私は、〈お盆特訓〉を京都の最上位クラスで受講することになりました。周りのレベルや問題のレベルの高さに驚きました。特に英語と数学には手も足も出ず、築いてきた自信が崩れていきました。そして、自分が目指す場所の高さを実感しました。どうしたら解けるのか、これから何をしたらいいのか悩みました。それでも出てきた答えは、先生を信じ、考え続けることでした。だから、私は、今までやってきたことは間違いじゃないと自分に言い聞かせ、それまでの姿勢を貫き通すことにしました。二学期からはテストの連続でした。〈日曜進学教室〉を中心に、〈Vもし〉や過去問など、本当に多くのテストに取り組みました。これだけ多くのテストを受けると、うまくいかない結果が出る回数も当然多くなります。だから私は、あまり失敗を気にせず、悪かったなら次成功すればいいじゃん、という気持ちでテストに臨みました。そして全力で復習に取り組みました。また、過去問は、何時間かかってでも自分の力だけで一〇〇点をとるようにしました。それが、一番「考える」ことができる取り組み方だと考えたからです。そうしたテストの積み重ねが私を大きく成長させ、崩れることのない自信を私に持たせてくれました。

試験当日、学校への電車の中ではものすごく緊張していました。しかし、試験会場に入って数分したころには、自分でも驚くほど落ち着いていました。試験中も、全く焦らずに落ち着いて問題に取り組むことができました。

合格発表当日、学校の教室に入った途端に、「おめでとう、合格です」と笑顔で伝えられ、急だったのと、信じられないのとで理解が一瞬遅れました。両親は仕事で帰っておらず、すぐに誰かに伝えたかった私は急いで塾に向かいました。そこで先生が何度もよかったと口にする姿や、両親が騒いで喜ぶ姿を見て、がんばってよかったと思いました。

先生を信じ、誠実に受験に向かい続けたこと、それが、私の合格の大きな理由だと思います。ここまで導いてくださった先生、最後まで応援し続けてくれた家族や仲間のみんな、本当にありがとうございました。

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