滋賀県立膳所高等学校(普通科) | 成基学園で学ぶ後輩へ【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

滋賀県立膳所高等学校(普通科)
合格-2016年度

成基学園で学ぶ後輩へ

私は将来、検察官になりたいと思っています。小学生の頃、検察の仕事を題材としたテレビドラマを見て、憧れを持ったのがきっかけです。それから、地方検察庁の見学に参加したり、検察官という職業を調べたりしていく中で、犯罪を追及することで多くの人が安心して暮らせる社会づくりに貢献したい、と強く思うようになりました。
成基学園に入塾したのは、中学一年生の春です。全く勉強したことのなかった英語という科目に対して不安はありましたが、一年生のとき、英語を担当してくださったK先生の体験授業で、この先生からもっと多くのことを学びたいと思い、即決しました。今思えば、この決断こそが合格への第一歩だったのかもしれません。
入塾直後は真面目に勉強していましたが、次第に手を抜くようになりました。二年生になってからは生徒会活動を始めるようになり、やはり勉強はおざなりになっていました。生徒会活動を後輩に引き継ぎ、そろそろ本格的に勉強しようと重い腰を上げたときには、既に三年生の初秋になっていました。
怠け癖がある上に、入試まで残された時間が僅かとなっていた私が合格できた理由は、私の学習方法や成基学園の先生方と仲間の存在にあります。それをお伝えしていきます。
まず学習方法ですが、一年生の頃から、遊べるものがある家から自分自身を隔離するために、授業のない日に成基学園で自習をするようにしていました。ただ、前述の通り、三年生の初秋まではやる気が出なかったので、勉強に飽きると図書室の本を読んでいました。意識はしていませんでしたが、あのときの読書は私の国語力を着実に高めてくれました。
初秋以降の自習内容は、一、二年生の宿題のやり直しです。全て終えるのに二ヵ月ほどかかりました。復習にあたる学習でつまずき、焦ることも多々ありましたが、弱点を克服し、忘れていた知識を再吸収できた上に、私自身が理解できていない単元に気付くことができたので、とても役立ちました。特に、苦手な数学は担当のM先生に質問に行きました。入試本番で数学が足を引っ張らなかったのは、M先生が根気強く指導してくださったことと、その後で復習をしたことが要因だと思います。
また、学習の一環として、家ではテレビを見ていました。ニュース番組を見れば時事問題の学習に繋がる上に、正しい日本語に触れることができます。旅番組を見れば、特産品や地形の特徴がわかるので地理や歴史の勉強になります。他にも、滋賀県立 膳所高等学校の特色選抜の記述問題対策として、科学や工学関連の番組を見ていました。専門的な事柄は図解されていることが多いので、わかりやすかったです。息抜きにもなるのでお勧めです。
次に、成基学園のすばらしい先生方の存在です。その中で、私が最も感謝したいのは国語科のS先生です。私の得点源である国語を伸ばし、小論文の的確な添削によって、少しずつ合格に導いてくださいました。さらに、国語という教科の本質や思考の根底にある言葉の持つ力に気付く糸口を与えてくださいました。
そして、大津石山教室の仲間との支え合いも私を高めてくれました。わからない問題を教え合うことで理解が深まりました。皆が自分以上にがんばって勉強しているように思い、危機感を覚えて、半ば意地で勉強した時期もありましたが、励まし合って突き進んだからこそ、皆で合格を勝ち取ることができたのだと思います。
私は、〈夏期合宿(合宿)〉で宣言をしました。そのとき私は、担任のY先生の教えでもある「受験は団体戦だ」という言葉を口にしました。この言葉の神髄は今、ようやくわかったように思います。普段、隣の席に座っている仲間が、先生として学びを与えてくれたり、ライバルとして競争心に火を付けてくれたりしました。そして、互いに切磋琢磨して身に付けた実力が、私に自信を持たせてくれました。
さて、高校受験に向けて成基学園で学ぶあなたへ。この文章からわかるように、私は面倒なことを後回しにする傾向があります。少し勉強して、成果が出ると気が緩み、怠けて成績が下がり、焦って少し勉強する。このようなことを、私はずっと繰り返していました。身体的にも精神的にも安定した状態で勉強するには、成基学園の先生のおっしゃることを実行し、コツコツと学習を積み重ねるのが、一番大切だと実感しました。
成基学園に通った三年間を振り返ると、最も充実していたのは遊んでばかりいた一、二年生の頃ではなく、勉強で忙しかった入試間近の日々です。なぜなら、私が持っている最大限の集中力とエネルギーをすべて勉強に費やし、真剣に学習と向き合ったからです。成基学園の先生や保護者の方からの教えを真摯に受け止めながら勉強を続けて、その先にある第一志望校の合格を勝ち取ってください。応援しています。

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