滋賀県立膳所高等学校(普通科) | 原動力を見つけよ【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

滋賀県立膳所高等学校(普通科)
合格-2013年度

S・Kさん

原動力を見つけよ

「あった。夢を見ているのかな。」
ぼくは、合格発表の掲示を見ながら、そんなことを思っていた。 ぼくは、小学三年生の頃から成基学園に通わせてもらっていた。小学生の頃は勉強が嫌いで、友だちと遊んでばかりだった。
そんな調子で六年生になった。その頃は、二年生のときに友だちに誘われて始めたサッカーに熱中しており、やっぱり勉強なんて大嫌いだった。そんなぼくが、中学受験をすることになった。理由は、仲の良い友だちが受験をするので、ぼくも受けてみようと思ったからだ。その学校に行きたいという気持ちは、これっぽっちもなかったし、受験勉強もほとんどしていなかった。
ぼくは学校に行っていたので、合格発表は母が見に行くことになった。結果はもちろん不合格だった。その結果に対して、ぼくは何も感じていなかった。

中学校に入学した。中学一年生のときに出会った成基のH先生のおかげで、ぼくは以前より勉強にしっかり取り組むようになった。H先生は、生徒一人ひとりの勉強に対する悩みや不安を聞いてくださり、また、優しくアドバイスもしてくださった。ぼくの中にあったモヤモヤがなくなり、勉強しようという気持ちになった。勉強って少しおもしろいな、とも感じられるようになった。

中学二年生に進級し、一年生の頃よりも忙しくなった。生徒会やサッカーのクラブチーム、それに成基と、休みの日はほとんどなかった。しかし、ぼくはどれも投げ出さなかった。それは、どれをやるにしても忙しくはなるが、とても楽しかったからだ。楽しいこと、自分の好きなことなら、どんなに大変でも続けることができるのだ。
そして、何かの拍子で将来の夢も決まっていた。「内科医になる」というものだ。小学校の頃から、『ブラック・ジャック』というアニメの影響で、医者という職業に憧れを持っていた。そして、内科医になることに決めた。「たくさんの人を笑顔に、元気にしたい」、そう思った。
三年生に進級し、いよいよ受験生だと口で言っても実感はなかった。原因は二つ考えられた。一つ目は、クラブチームで最後の大会があるので、毎日の練習にもより一層熱が入り、勉強がおろそかになったこと。二つ目は、自分はどこの高校に行きたいのかわからず、どのような勉強をすればよいのかわからなかったことだ。しかし、ぼくは受験モードに入るのは夏休みからで良いと考えていた。これから受験生になる人も、夏休みまでは部活動に力を入れて、中学校最後の思い出を残してほしいと思う。そして、夏休みに入れば学校説明会が次々と行われる。受験校が決まっていない人は、候補の学校の説明会へ行き、早期に決めてしまうのがいいだろう。いつまでも悩んでいると、ライバルに差をつけられてしまうからだ。

こうして、やっとぼくは真っ直ぐに進むべき道を歩み始めた。邪魔するものは何もない。ただただ合格を信じて、突き進めば良いのだ。そうしている間に、成基学園恒例の「夏期合宿」が始まった。これは、是非参加してもらいたい。そこで感じるのは、自分より賢い人が、どれほどたくさんいるかということだ。また、その人たちの勉強方法と自分との違いは何なのかを発見することができる。同じ高校を受験する仲間ができ、共にがんばっていくこともできる。ぼくの言葉では伝わりにくいだろうが、自分の勉強方法や、勉強に対する姿勢を見直すことのできる、貴重な体験の場だ。ぼく自身も、参加してよかったなと心から思った。

夏休みが終わり、間もなく「日曜進学教室(日進)」が始まった。はじめは問題の難しさに圧倒され、低い成績しか取れなかった。しかし、復習は欠かさずに行った。すると、それまで解けなかった問題が解けるようになっているのだ。自分のやっていることは無駄ではないと実感できた瞬間だった。そのときの喜びがあったから、「日進」の復習をずっと続けることができた。
とうとう冬休みがやって来た。「冬期講習会」や、その他多数の講座があり、最後の追い込みに入る時期だ。ぼくから一つ言えることは、「追い込み過ぎてはいけない」ということだ。徹夜して勉強すると、次の日の勉強が、はかどらないことがある。だからある程度、普段の生活リズムを保つことが大切である。実際、ぼくは入試の二週間前までアニメなどを見るときもあった。やるときにやる、それでいい。緊張しすぎるのは、かえってよくないことなのだ。

あなたは、勉強をするためのエネルギーとなるものを持っているか。それを持つことができたあなたは、もはや無敵だ。中学校生活は、あっという間に終わる。今、仲間と過ごせること、成基に通わせてもらっていることに感謝し、どれも精一杯やりきってほしい。

最後に、成基に通えたことをぼくは本当に誇りに思う。今までぼくを支えてくれた成基の先生、家族、仲間、本当にありがとう。

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