滋賀県立膳所高等学校(普通科) | 「とりあえず」「なんとなく」ではなく、「必死に」【高校受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

滋賀県立膳所高等学校(普通科)
合格-2018年度

わたしの志は、

多くの言語を操り、国際的に活躍できる人になって、多文化共生社会を実現することです。

中学校で英語を勉強し始めてから、言語に興味を持つようになりました。言葉を通して学べる異文化の魅力に引きつけられたからです。世界には多くの言語と文化・宗教があります。しかし、その違いから紛争が起き、お互いを敵視する国が数多く存在しています。私は、それを残念に思っています。世界中の人々が互いに尊重し支え合っていける多文化共生社会の実現のために、自ら進んで行動し、情報発信ができるよう、学んでいきます。

「とりあえず」「なんとなく」ではなく、「必死に」

私が成基学園に入塾した理由は、高校入試のために「なんとなく」塾に行ったほうがよいと思ったからです。親からも中学生になったら塾に通うようにと言われていて、「とりあえず」成基学園の授業を体験し、そのまま入塾することになりました。

私が高校受験を通して嬉しかったことは、物事に対して真摯に向き合い、最後までやり遂げる力が身についたことです。

私は今まで「とりあえず」「なんとなく」毎日を過ごしてきました。「とりあえず」勉強をがんばり、「なんとなく」習い事を始め、ただ平坦な人生を送ってきました。だから、志望校も初めは「なんとなく」滋賀県立膳所高等学校にしていました。膳所高校合格のために「とりあえず」成績を良い状態に保っていました。

中学三年生の夏、私はさまざまな高校の学校説明会、オープンキャンパスに出かけました。高校選びが自分の将来に大きく影響することを感じた私は、第一志望の膳所高校だけでなく、他の公立高校や私立高校も訪れるようにしました。そして、これまで「なんとなく」入りたいと思っていた膳所高校が、明確に「絶対に」通いたい高校へと変わりました。

成基学園では、中学三年生になると〈夏期学習合宿(合宿)〉や〈日曜進学教室〉が始まります。〈合宿〉で、私は奈良会場の二組でした。それを知ったとき、「なんとなく」このまま勉強を続けていたら膳所高校に合格できるだろうと思いました。しかし、いざ〈合宿〉が始まると、周囲の人についていくのが精一杯で、今までの自分の甘さを痛感しました。それがきっかけで、「なんとなく」の勉強ではなく、きっちり目標を設定して勉強をするようになりました。自分を見つめ返す良い経験になったと思います。

本格的に受験勉強を始めるにあたり、家ではなく、塾の「自習室」を利用するようになりました。家だとテレビなどの誘惑があり、集中できないからです。「自習室」は勉強に適した環境なので、これまでよりも勉強の質が上がりました。また、そこには同じ目標に向かって努力する仲間がいて、その姿に刺激を受け、より一層がんばることができました。

特色選抜入試の結果は、不合格でした。私はとても悔しく、家で泣いてしまいました。しかし、「稲葉はいけると思ったんやけどな。」という中学校の担任の先生からの言葉や、家族、友だち、塾の先生のなぐさめから、自分のことを信じてくれる人がこんなに大勢いるのだということを実感し、再び一般入試に向かってがんばろうと思うことができました。

一般入試に向けての勉強は、やり方を根本から見直し、新たな方法で臨みました。特色選抜までは、とにかく夜遅くまで勉強する、というものでしたが、一般選抜に向けては、健康的で規則正しい生活を心がけました。具体的には、朝五時に起きて二時間勉強し、放課後に二十分程度の仮眠をとった後、塾の自習室に行って二十一時まで勉強しました。そして帰宅後はすぐ就寝するように改善しました。これを毎日続けることで習慣化し、学校の授業もより集中して受けられるようになりました。また、自分に自信をつけることが大切だと思った私は、同じ参考書を何度も繰り返すことで安心感を得ました。

一般入試当日、私は落ち着いて試験を受けることができました。なぜなら、自分を信じることができたからです。それは、「とりあえず」勉強をしていた自分から、「必死に」勉強するようになった自分を承認することができたからです。合格発表の日、自分の番号を見つけたときは、大きな達成感を得ました。

これから受験をする後輩に伝えたいことが大きく二つあります。

一つ目は友だちや仲間を大切にすることです。特色選抜に不合格だった日、私は沈んだ気持ちで塾に行きました。すると私を見つけた仲間が飛んできて励ましてくれました。「まこちゃんやったら絶対に膳所に行けるよ。」友だちや仲間からかけられたこの言葉を心に留めて、一般入試に向かって全力でがんばることができました。受験勉強のとき最も身近な存在は、やはり友だちや仲間です。受験勉強の辛さや喜びを一番分かち合えます。心の支えにもなります。だから、周りにいる友だちや仲間をかけがえのない存在として大切にしてください。

二つ目は努力を怠らないことです。「とりあえず」という意識で勉強しているようであれば、いつかきっと痛い目にあいます。成基学園に通い、それに気づけた私は、目標を明確に設定し「必死に」勉強して、無事第一志望校に合格することができました。自分が行ってきたことは必ず自分に返ってきます。それが良い結果か悪い結果かは、自分の努力次第です。誰もが第一志望校に合格できるわけではありません。後悔することがないように、受験勉強だけでなく、早くから日々の勉強にも精進してください。

最後になりましたが、私を支えてくださったみなさん、本当にありがとうございました。

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