洛星中学校 | 最後まであきらめない【中学受験-合格体験記】|成基学園-受験指導と志共有の学習塾

洛星中学校
合格-2019年度

谷村 颯音さん

わたしの志は、

獣医になって、病気で苦しんでいる動物たちを助けることです。

僕は小さい頃から動物が好きで、三年前から犬を飼い始めました。飼っているうちに、自分の愛犬が長生きするためにはどうすれば良いのかを考えるようになり、獣医になろうと決心しました。その志を果たすために、これまで勉強をがんばり、志望校に合格して、志への良いスタートができるようにしてきました。これからは、獣医学を勉強するだけでなく、動物とコミュニケーションをとるために、動物の習性などを学んでいきたいです。

最後まであきらめない

僕が成基学園に入塾したのは、小学五年生の七月からでした。学校の友だちのGくんが、成基学園の勉強内容をたくさん言ってくれて、また、僕に成基学園に入って一緒に勉強しようと誘ってくれました。そして僕は一度、成基学園を見に行ってみました。すると、みんな楽しそうに授業を受けていました。そのとき、僕は成基学園に入ろうと決めました。

入塾してから、少しずつ遅れていた分を取り戻していると、すぐにその年が終わって一月になり、そのとき六年生だった人たちの中学受験のときになりました。合格発表が終わり、友だちにどこに受かったのかを聞いてみると、洛星中学校とのことでした。このときに初めて洛星中を知り、広告や塾のオープンスクールなどで詳しいことを調べた結果、洛星中は文武両道で男子校、そして中高一貫校であることがわかり、この学校を受験すると決めました。僕は洛星中に合格するために、新しい単元は問題が完璧にできるまで復習をして、学校では息抜きをするために、休み時間に楽しいことをしました。家では、入試本番に実力が出せるように六時前に起きて勉強したり、緊張しないように苦手分野を克服して、自分に自信を持てるようにしたりしました。そうしたことでオープンテストなどでも偏差値が前よりも上がったり、目標の点を取れたりして嬉しかったです。

〈日曜進学教室〉では、最初の〈エントランスコース〉はそこそこでしたが、〈ウルトラコース〉で成績が急に下がっていき、特に算数が悪くて、U先生によく質問に行っていました。〈最難関志望校別特訓(最難関特訓)〉の問題も、質問に行くなどするうちに少しずつ成績が上がっていきました。そして、理科の暗記など、抜けているところを講習会や〈最難関特訓〉で埋めていきました。〈最難関特訓〉では、いつもと違う場所で、いつもと違う先生だったので最初は緊張していましたが、友だちと行っていたので少しずつ慣れていき、授業も理解できるようになっていきました。

過去問を解くようになり、志望校の問題の傾向もわかるようになり、過去問が全くできないときもありましたが、オプション講座を受けていくうちに点数が上がっていったので、自信がついてきました。

年が明けて、いよいよ自分が受験する年になりました。新年を迎えて、すぐ〈正月特訓〉がありました。集中しやすくて、先生の授業もわかりやすかったです。しかし、僕はこの日のテストで最悪の点数をとり、当然母に叱られました。そして、この日から今まで受けてきた講座の復習を、もう一度やってみました。

少し経って〈直前特訓〉があり、社会はK先生が担当してくださいました。K先生は入試本番で、何に気を付けたらいいかということを毎回言ってくださいました。このときも、「ケアレスミスをしない」など、たくさん教えてくださいました。僕は、いつもたくさんミスをしてしまうので、気を付けようと思いました。そのためには、余った時間で難しい問題を解くのではなく、解いた答えが間違っていないかを確認することが最優先だと思いました。つまり、追加点よりも目標点を取りきることが大切だということです。

〈直前特訓〉の次の週が入試本番でした。自分に自信があったからなのか、なぜか全く緊張しませんでした。車では、洛星中に到着する間『S-web』で〈最難関特訓〉の社会を見て、できる限り頭に入れました。到着後は二時間ほど余裕があったので、近くの喫茶店で朝食をとり、体調を整えました。時間になると会場に向かい、先生方に激励していただきました。五年生のときの先生が来てくださっていたので勇気づけられ、自分がこの洛星中の受験生の中で、一番の受験生だと思うことができるようになりました。激励の後、教室に行き、テストが開始されました。最初は理科で難しいとは思いましたが、苦手な単元ではなかったので全て埋めることができました。勢いに乗って、国語と苦手な算数もそこそこできて、得意な社会が少しできませんでしたが、朝に『S-web』で見たことが何問か出題されて、さらにK先生が言われていたように見直しをして、五問ほど間違いに気付くことができて、結構自信がありました。

次の日、合格発表が五時からあり、ドキドキしながらそれまで待っていました。そして、合格発表が始まり父が、「あった!!」と叫びました。確認して家族で抱き合いました。すぐにU先生に伝えました。U先生が、「良かったやん!!」と言ってくださったときの喜びは、今までに感じたことがありませんでした。これまで支えてくれた父と母には感謝しています。

これから受験をする人にアドバイスを贈ります。必ず〈最難関特訓〉など、志望校に合った講座の教材は、復習をしっかりしてください。それを実行すると合格を勝ち取れると思います。

僕はこの成基学園で学べたことに感謝して、恩返しや恩送りができるように、志に向けて、がんばりたいと思います。

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